この記事ではNBAの歴代センターTOP10をランキング形式で紹介します。
オフェンスでもディフェンスでもチームの要となるセンターポジション。精神的にも肉体的にも最も負担のかかるポジションであるとも言われています。
ここではそんな厳しいポジションでしのぎを削ってきた歴代の名選手を10人紹介していきたいと思います!
Contents
NBAの歴代センター1位:ウィルト・チェンバレン
1位はなんと言ってもこの選手、「ウィルト・チェンバレン」です。ロサンゼルス・レイカーズ、フィラデルフィア・76ersなどで活躍した伝説のセンターです!
216cmという現代NBAでも大柄な体格と圧倒的な身体能力・スキルで1960-70年代のNBAを大きく牽引しました。
特徴的なのはやはり、彼の残してきたモンスタースタッツでしょう!
1試合100得点をはじめとして、1試合55リバウンドや1シーズン平均50.4得点など今後破られることでないであろう記録を数々残しています!
また、「彼はチームメイトを巻き込んでプレーできない」と批判されるとすぐさまパスに目覚め、アシスト王に輝いてみるなど、万能性や柔軟性にも富んだプレイヤーでした!
NBAの歴代センター2位:カリーム・アブドゥル=ジャバー
2位はロサンゼルス・レイカーズやミルウォーキー・バックスで活躍した「カリーム・アブドゥル=ジャバー」です。
歴代最高選手は誰か?という議論には必ず挙げられる名プレイヤーです!彼の特徴的だったプレーは高い打点から放たれる「スカイフック」です!
大学時代、彼があまりにダンクを量産しすぎるということで、NCAAがダンク禁止というルールを作ったため生まれたプレーだと言われています。
打点があまりにも高いため、ディフェンスはもちろんブロック不可能。成功率も凄まじいためもはや止められる術は無い技でした。
NBAの歴代センター3位:シャキール・オニール
第3位は「シャック」の愛称で親しまれた「シャキール・オニール」です!
オーランド・マジック、ロサンゼルス・レイカーズなどで活躍し、1990-2000年代のNBAを牽引した選手の一人です!
特徴は何と言ってもその体格。216cmという身長に加え、体重は最も重かった時で150kgをオーバーしていました。
圧倒的なパワーから繰り出されるダンクは「シャックアタック」と呼ばれ、相手ディフェンスだけでなく、バスケットゴールそのものにとっても脅威となる存在でした。
実際に、何度かバスケットゴールを何度か破壊したことがあり、彼の存在によりバスケットゴールの構造を変えなくてはならなかったという逸話もあります!
NBAの歴代センター4位:アキーム・オラジュワン
4位は「アキーム・オラジュワン」です!ヒューストン・ロケッツで主に活躍した、言わずと知れた名選手です!
高い身体能力から繰り出される細かいステップと、バスケットボールセンスを生かしたポストプレーが売りの選手で、その多彩なムーブは「ドリームシェイク」と呼ばれています。
「デイビット・ロビンソン」や「シャック」等の名ディフェンダーも、この多彩なムーブの餌食となったことがあり、全盛期はまるで止められない選手だったと記憶しています。
1993-94シーズン・1994-95シーズンのヒューストン・ロケッツ二連覇の立役者となったプレイヤーで、2年連続ファイナルMVPに輝くという偉業を残しています。
NBAの歴代センター5位:ビル・ラッセル
5位は「ビル・ラッセル」です!1950-60年代とNBA初期のプレイヤーで、ボストン・セルティックス一筋で活躍した名センターです!
彼の残した数々の実績の中で、特に目を引くのが「優勝回数11回」という信じられない数字でしょう。
特にディフェンスやリバウンドなどの汚れ仕事でチームを引っ張り、八連覇と三連覇という大きな偉業を成し遂げました。
2009年にはファイナル・MVPトロフィーが「ビル・ラッセル・ファイナルMVPアワード」と名付けられ、今尚彼が残した功績は讃えられ続けています!
NBAの歴代センター6位:モーゼス・マローン
6位は「モーゼス・マローン」です!ABAおよびNBAの様々なチームで活躍したプレイヤーで、史上最高のABAプレイヤーとの呼び声もあります。
高い得点能力とリバウンド力が彼の持ち味で、歴代総得点では8位に、オフェンスリバウンド数では歴代1位に輝いています!
現役時代には3度のシーズンMVPと1度のファイナルMVPに輝いており、1996年には最も偉大な50選手に選ばれるなど、誰もが認める名選手です!
のちの名選手である、チャールズ・バークレーやアキーム・オラジュワンも彼に大きな影響を受けたと言われています。
NBAの歴代センター7位:デビット・ロビンソン
7位はサンアントニオ・スパーズで活躍した「デビット・ロビンソン」です!海軍兵学校出身ということもあり、「提督」というあだ名で親しまれてきました。
彼のプレイスタイルを一言でいうならまさしく「万能」で、得点能力だけでなくバスケットボールIQ・パス能力も高かったことから、彼がゲームメイクする場面も多くありました。
「ポイント・センター」と呼ばれることもしばしばあり、1994年には史上4選手しか達成していないクアドラプル・ダブル(4部門で2桁)を達成しています。
また、1997年には「ティム・ダンカン」がチームに加入すると、彼ら二人を合わせて「ツインタワー」と呼ばれるようになり、2度チャンピオンに輝いたことがあります!
NBAの歴代センター8位:パトリック・ユーイング
8位は主にニューヨーク・ニックスで活躍した「パトリック・ユーイング」です!
長らく低迷していたニックスを強豪に導いたことから、チームのレジェンド的存在として今でも親しまれています。
優れたディフェンダーである彼を中心としたディフェンス力を武器に、ニックスは2度ファイナルに進出しましたが、惜しくも優勝は逃しています。
優勝こそ経験できなかったものの1996年には「最も偉大な選手50人」に選ばれるなど、歴代名選手の一人として評価されています。
また、人気バスケ漫画「スラムダンク」の「ゴリ」のモデルになった選手だとも言われています!
NBAの歴代センター9位:ディケンベ・ムトンボ
9位はデンバー・ナゲッツやアトランタ・ホークスなどで活躍した「ディケンベ・ムトンボ」です。
コンゴ共和国出身で、本名が「ディケンベ・ムトンボ・ンポロンド・ムカンバ・ジャン・ジャック・ワムトンボ」と非常に長いことでも有名です。
日本では、彼の名前をどれほど覚えているかが、NBAファンとしてのバロメーターを測る基準として用いられることがしばしばあります。
オフェンスに秀でた選手ではありませんでしたが、ディフェンス面の存在感は圧倒的で、4度も最優秀守備選手賞に輝いたことがあります。
1994年ナゲッツ時代には史上初となる第8シードが第1シードを破るという歴史的快挙を成し遂げ、5ゲームで31ブロックとディフェンス面で大きく貢献しました。
NBAの歴代センター10位:ドワイト・ハワード
10位は唯一の現役プレイヤーである「ドワイト・ハワード」です!現在はロサンゼル・スレイカーズに所属しています。
2004年にドラフト一位でオーランド・マジックに指名されると、すぐさま才能が開花。
圧倒的身体能力から繰り出されるダンクとディフェンスを持ち味に、弱小だったマジックを一気にカンファレンス・ファイナルの常連に導きました。
2009年にはファイナルに進出し、惜しくもコービー率いるレイカーズに敗れましたが、存在感を大きく示したシリーズとなりました。
2009~2011シーズンには3年連続で最優秀守備選手賞に輝くなど、多くの輝かしい個人成績を残しています。
近年、怪我などでキャリアは下降線をたどっていますが、かと言って過去に残した実績が偉大であるのは間違いなく、歴代で最も過小評価されている選手の一人であると個人的には思います。
NBAの歴代センターTOP10についてまとめ
以上、NBAの歴代トップセンターをトップテン形式で紹介してきました。
出来るだけ個人の趣向に偏らない選出を行なったつもりです!楽しんでいただけると幸いです。